『ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド』のお話。レオ様とブラピのイチャイチャが見れる!
最近環境の変化がいろいろとあってブログの更新が遅くなりました。まだ2個くらいしか更新してないのにね。というわけで今回は割りと最近の映画『ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド』の魅力を勝手に話させていただきます。
『ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド』とはなんぞや?
レオナルド・ディカプリオ主演、ブラッド・ピット助演(ホントはこんな言い方はしない)の映画『ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド』は1969年のハリウッドを舞台に、俳優のリック・ダルトン(演レオナルド・ディカプリオ)とその専属スタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)の実際にあった事件シャロン・テート事件をめぐるストーリーだ。シャロン・テート事件にオリジナルキャラクターを出演させた歴史のIF物語といったところだろう。
あらすじ
リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。映画で活躍する夢を見るもなかなかうまくいかない日々が続いていた。そんな彼を支えるクリフ・ブースは専属のスタントマンであり親友。ふたりはプライベートでもビジネスでも常に一緒で、これまでも困難に挑んできたがリックは限界を感じていた。そんなある日俳優としてイタリアのマカロニ・ウエスタン映画にでることを決意。俳優としての光明を見いだすのであったが……
シャロン・テート事件とは?
1969年に起きた事件で、映画監督のロマン・ポランスキー氏の妻であり女優のシャロン・テート氏がカルト教団に惨殺されたというもの。当時の彼女は26歳で妊娠8か月。ハリウッド史上まれにみる悲しい事件としてアメリカの歴史に傷をつけた。
タランティーノ監督の歴史の同人誌って感じかもね。
言い忘れていたがこの映画は、『パルプ・フィクション』や『イングロリアル・バスターズ』などの作品で知られるクエンティン・タランティーノ監督のもの。彼の作品が好きな方ならもうお分かりだろう、これは非常にバイオレンスな映画だ。グロイわけではないがめちゃ暴力的、でもキャラクターはとても人間的で、タランティーノ監督の描く人間の退廃した部分はなんとも否定できないものがある。「でも人間ってこういうとこあるよね」って納得してしまうイメージだ。この作品はそんなタランティーノ監督のシャロン・テート事件がもしこうだったらな、という願望の作品なのかもしれない。まあ歴史の2次創作といった方がオタク仲間はわかるかも。
それを踏まえたうえでこちらをどうぞ。
結局のところ一番の魅力は主役のふたり
俳優として死にかけているリックはすごく弱気になっていて、少し情緒不安定な感じ。逆にクリフはすごく冷静だけど、実はぶっ飛んでるキャラクターでもある。はじめて見たときは似ている二人が支えあうストーリーになるのかと思いきやそうじゃなかった。要するにふたりの会話が映画のすべてだと思う。最終的にふたりはシャロン・テート事件に巻き込まれていくわけだが、実はその前にクリフやリックがその犯人に接触することがある。ふたりは全く違う性格だし行動も別々、なのにやっていることというか行動の方向性が結局一緒になっちゃうわけ。そして最後のシーンにつながっていく。そこは話さないけどね。
この映画に向いてる人
難しいけどやばい奴らがぶっ飛ばされるところをみたいならこの映画はおすすめかな。その要素はあまりないんだけどそれがこの映画のおおよそなので。ふたりのせいで歴史がどう変わるのか、あったかもしれない別のいい未来はみれるよ。逆にせっかちな人にはおすすめできないですね、話のテンポがいいわけではないので、会話のテンポはいいけど。というかレオ様とブラピ、ふたりのイケオジが見たいならこの映画を見よう。それでいいんです。
© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.